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女性は、日頃の夫や恋人の態度や貢献度に対して絶えず評価しては点数をつけているのです(無意識ですけどね)。
しかし男性は、そんな判断基準が存在することさえ知らないので、気づくこともなければ、どこが悪かったか見当もつかないのです。
男性の行動は、その内容や大きさに関係なく1回につき1点で評価します。ただし、特別な愛情表現(誕生日やクリスマスなどのちょっと豪華なプレゼント)だけは、ひとつ2点になるんです。
例えば、ゴミ出しをしてきてくれたら1点、「愛してるよ」と言うのも1点ずつなのです。毎日積み重ねれば点数はかなり溜まり「愛情貯金」も増えますよね。
つまり「愛情貯金」とは行動の規模や内容ではなく、回数で決まるのです。基本的な評価点の95%は、日常生活の中でするささやかな行為が対象になっています。女はそういうものの見方をしているのです。
普段コツコツ点数を溜めている男性は、たまに女性が望まない言動や行動をとったとしても貯金が少し目減りするだけですので、大きな支障はありませんが、貯金をまったく溜めてない男性は少々女性が気に入らないことがあったら、すぐにヒステリックになって男を責め立てるのです。
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男性の皆さん、女性が評価するときは、行動1回、感謝の言葉1回、贈り物もそれぞれ1回につき1点になるんですよ。女性にとって大事なのは、大きさではなく回数なのです。
男性が居心地のよい環境で女性から尽くされ、大切にされたいのであれば、この「愛情貯金」で点数を溜めることを忘れないでくださいね。
最初は大変かもしれませんが、日常の中で習慣となればそれも自然とできるようになります。
男性が満足のいく人生を送ることがきるかどうかは、あなたの側にいるパートナーがどれだけご機嫌で幸福感を感じているかどうかにかかっているのですから。
それから、男性には想像もつかないでしょうが、女性はどんな小さなことも決して忘れず、全部頭のなかに記憶しているのです。女がつけたマイナス点はどんどん累積していって、決して消えることはありません。
また、女は相手に多くの不満を感じていてもそれを口に出すことはありません。ひそかに相手に怒りを覚え、距離を置くようになって、愛情が冷めていくだけなのです。
しかし、それとなく日々の生活の中でシグナルは送っているはずです。男性の無関心がこのシグナルを見落としているんです。
昔、「亭主元気で留守がいい」なんてCMがありましたよね。“ちょっと古かったですか!(^_^;)” これは妻からの夫への「早く気づかないと大変なことになるわよ」というちょっと怖いメッセージなのかもしれませよ。
もしかして「今の幸せは全て俺が頑張って働いているからお前達は何不自由なく暮らせるんだぞ・・・」なんていう傲慢な考え方はしていませんよね。
男性の皆さん、今もし何の心配もなく仕事に専念できる環境にあるとしたらそれは、あなたを影で支えてくれているパートナーがいてこそ、そして温かい家族があってこそ得られる幸せなんだということを今一度噛み締めてくださいね。
あなたがどれだけ社会的に成功し、名声を得たとしても、ひとりぼっちの人生でもあなたは幸せだと言えますか? 仕事に人生を賭けている姿勢は理解できなくはないですが、隣で寂しい思いをしている家族のことをも少しは理解してくださいね。
熟年離婚はこのパターンが多いんです。ある日突然、妻から三行半なんてことにならないように、男性の皆さんくれぐれも気をつけてくださいね。 |
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