異性の親が初恋の相手 |
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異性の親が初恋の相手★エディプス/エレクトラコンプレックス! |
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恋愛がうまく行かないあなたには必見です。 私達の恋愛関係には無意識のうちに親との関わり合いが関係しているって知ってました? 例えば、「恋愛しても、いつも彼氏(彼女)に遠慮してしまって言いたいことが言えない(距離を置いてしまう)」「すごく年上の相手ばかり選んでしまったり、不倫の相手ばかりと付き合ってきた」「いつもダメ男(ダメ女)ばかりを選んでしまう」「相手を必要以上に束縛してしまう」・・・・などなど、今までの恋愛パターンを思い返してみると、いつも同じことで失敗してみたり、ダメとわかっていながら似たような人に惹かれてしまったりということがありませんか? これは意外と思われるかもしれませんが、お父さん、お母さんとの関係であるエディプス/エレクトラコンプレックスが強烈に今のあなたの恋愛・結婚に影響を与えているのがわかると思います。恋愛のパターンを改善したい、変えて行きたいと思ったときのヒントになるはずです。 ★エディプス(男性の場合)/エレクトラ(女性の場合)コンプレックス 男の子にとって異性の親(お母さん)が初恋の相手、逆に女の子にとって異性の親(お父さん)が初恋の相手となります。つまり、異性の親は理想のパートナー像となるのです。 普通、私達が「初恋は何歳の時?」って聞かれたら「幼稚園とか小学校の時」などと言うように自分が異性として意識しはじめた頃のことを言いますよね。 でもそれよりもずっと前にすでに初恋は経験しているわけです。幼くして、私達は小さいときに既に不倫関係を体験しているのです。 男の子も女の子も小さいときに、「大きくなったらお母さん(お父さん)と結婚する!」なんて言って周りの人から「じゃあ、残されたお父さん(お母さん)はどうするの?」なんて言われたりして困らせたことがあるのではないでしょうか。 お母さん(女性の場合はお父さんというように、逆に捉えてくださいね)に十分な愛情を注がれ可愛がられた男の子は、お母さんの愛を独り占めにしてお父さんから奪い取ってしまったように感じる場合があります。 でもお父さんも大好きなので、いつしかお父さんに罪悪感も抱くようになるのです。この葛藤がエディプスコンプレックスの始まりになるのです。 反対に、お母さんに十分愛情を注いでもらえなかった男の子は、お父さんにお母さんを取られてしまった、という感じがしてしまい「僕は愛される価値のない人間なんだ」という感覚を覚えるのです。 つまり、異性の親に愛されなかった(選ばれなかった)ことで、大人になって恋愛をした時、無意識のうちに彼女(彼氏)にも愛される資格がないのではと思ってしまい、距離を置いた恋愛になってしまうのです。 言いたいことが言えない、甘えたいのに甘えられない、いつも我慢していることが多い、相手の言うことに逆らえない・・・など、異性の親との関係性を恋愛でもそのまま再現してしまうのです。 特に父親の愛情を十分感じられないまま大人になった女性は、例え父親がどんなにだらしなく、暴力を振るうような男性であっても、幼い自分にとっては父親が自分の理想の男性であることに変わりはありません。むしろ父親が、だらしない男性であればあるほど「私が側にいて支えてあげなければ」と想う母性本能が働くことも珍しくはないのです。それが恋愛相手にも反映され、知らず知らずのうちにダメ男を選んで世話を焼いてしまいたくなるのです。 自分のタイプに気づくことで「なぜいつも同じタイプの人を好きになってしまうのか」「なぜいつも同じパターンで恋愛がうまくいかないのか」とか、また愛される自信の持てない人には「自分には愛される価値があるんだ」と意識しようとすることで、恋愛価値観を変えることもできると思うのです。 ★異性の親から貰えなかったものを恋愛相手に求めてしまう心理 エディプス/エレクトラのパターンと言うのは普段は隠れてしまっていることが多いので、なかなかご両親との関係が恋愛と関連していることに気づかないことが多いかもしれません。 そして、実は彼氏(彼女)に求めているものが、無意識のうちにお父さん(お母さん)から欲しくても貰えなかったものを恋愛相手に求めている場合があるのです。 私事で恐縮ですが、私は赤ちゃんの頃に父親が事故で亡くなり、それからは母親は再婚もせずに女手ひとつで私を育ててくれました。母親からはいっぱい愛情を注がれてきたのだと思います。 でも10代〜20代にかけて私が恋愛対象とする相手は常に一周りも二周りも年上の男性しか好きになれなかったのです。その当時は私自身もそれが不思議でなりませんでした。同世代の男性は恋愛対象としてみることができなかったのです。 今思えば、私は幼い頃に貰えなかった父親の愛情に飢えていたのかもしれません。そして無意識のうちに恋愛相手に父性愛を求めていたのかもしれません。なぜか、年上の男性には包み込んでくれるような優しさや温かさがあり、安心感や安らぎを感じるのです。その優しさに包まれているととても心地よかったような記憶が今でも残っています。 そして、その呪縛から解かれたのが30代に入ってからでした。ようやく同世代の男性を恋愛対象としてみることができるようになったのです。 異性の親からの愛をあなたが十分に与えてもらっていたら、その後のパートナーシップについて心配することはほとんどありません。 しかし多くの場合、親も不完全であり、無意識の内に子供を傷付けてしまったり、愛情を上手に注ぐことができなかったりするのです。その為に、恋愛相手が出来た時、幼い頃、親に対して満たされなかった愛をその相手に要求し、満たしてもらおうとしてしまうのです。 全ての恋愛の根本には、異性の親との関係があります。もしあなたが「恋愛がうまくいかない」と感じているのであれば、まずは異性の親との関係性をじっくり考えてみてください。そして親のすべてを受け容れ、感謝することで、目の前の相手との関係も変化して来るのではないでしょうか。それが、うまくいく恋愛の第一歩なのだと思います。 |
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